松尾幸一 Koichi Matsuo

令和忍者、走る！

小さいころから劇団に入っていたそうですね。

5歳ぐらいから18歳まで、札幌の劇団に所属して活動してました。親が何か習い事をさせようといろいろ体験させてくれた中で、一番ハマったのがそこだったので。最後の舞台には時代村の役者さんたちが客演で来てくださって、その時に「時代村に来たら」って声をかけてもらったのを今も覚えています。

村に来て、劇団の時との違いは感じますか？

お客様と毎日コミュニケーションが取れるのは、すごくいいなと。あと劇団の中では年長の方だったので、若手の立場になったというのも新鮮です。先輩を見て、自分に足りない部分や知らない部分がわかってきたり。舞台上のことはもちろん、それ以前のお客様への心遣い、エンターテイメント精神とか……。

目指している役者像、忍者像は？

主役も悪役も全部をこなせてこそ忍者だと思ってるので、一通り何でもやれるようになりたい。そのためにもまずは上演中の演目に新しい役で出られるように、その次の演目変更に向けても、頑張って走っていこうと思います。そして今の時代を生きる忍者、「令和忍者」を日本中に発信していきたいです。

（2020年12月）