段林 慎平 Shinpei Danbayashi

インタビュー

ブレない忍者を、自分なりのオーラで

時代村に来る前はどのような活動を？

大学を卒業して一旦は声優の養成所に入ったんですけど、まずは芝居を覚えたいと思って、観光施設で忍者ショーの舞台に立つようになりました。2年の間でしたけど、そこで殺陣の楽しさに目覚めまして。その後しばらくは、大阪の劇団で時代劇を中心に活動してました。

そのころに、村の忍者ショーへの助っ人を頼まれたのですね。

時代村で忍者の役者が足りてなかった時期に、ご縁があって声がかかりました。地元にいるとつい甘えちゃうというのもあったので、いいきっかけかなと。来てみたら毎日本番の殺陣ができるし、見習える先輩も競い合える仲間も常に身近にいるし、環境のよさを実感して。2021年の春から正式に所属させていただくことになりました。

目指す役者像について教えてください。

先輩たちとはまだオーラが全然違うと思うので、自分なりのオーラみたいなものをもっと出せたらなと。あとは、お客さんを喜ばせられる役者ですよね。せっかく「忍者」を楽しみに来てくれてるんだから、できるかぎり夢を壊さないように……ブレない、カッコいい忍者の姿を見せていけたらと思います。

（2022年1月）