伊藤 大志 Taishi Ito

インタビュー

マルチな役者になりたい

なぜ芸能の道に進もうと思ったのですか？

高校時代、進路に悩んでて……。普通の大学に行ったら、きっと今の自分のまま何も変わらずに生きて死んでいくんだろうなって思うと、すごい嫌で。性格上、人前に出ると委縮してしまうので、そういうところを変えたいというのがあったんだと思います。それであえて苦手に挑戦するつもりで、芸能系の専門学校に進学しました。

役づくりで苦労していることは？

自分自身が世間知らずで、人間としての基礎がしっかりできてないせいか、出したい役のキャラクターがうまく出せないという悩みはあります。「素が出てる」って先輩からたびたび言われたりもしましたし。まだまだ引き出しが少ないので、それが一番の課題だと思っています。

理想の役者像を教えてください。

俗にいうモブキャラ、「あ、こんなところに出てる」って言われるような端役を、年がら年中やって生きていきたいというのが目標なんです。サイドキャラクターの方が、いろんなパターンの芝居ができると思うので。そういう幅広い演技ができる、マルチな役者になるのが夢です。

（2018年11月）