関谷 孝之 Takayuki Sekiya

インタビュー

もう一度、勝負を。

どうして役者になろうと思ったのですか？

中学3年生の時に大河ドラマ「独眼竜政宗」で渡辺謙さんを見て、「これだ！」と思い……ただ残念ながら、入った高校が進学校で、芸能活動禁止だったんです。あれは落ち込みました(笑)。それから3年間我慢して、大学に入るのとほぼ同時に劇団に入って、やっと演劇人生がスタートしたって感じですね。

役者として、普段から心がけていること、こだわりなどはありますか？

何しろここに来てからは老人役ばっかりなので（笑）、始めのうちは声色だとか立ち姿だとか所作だとかすごく頑張って勉強した記憶がありますが、昔のビデオとか見ると、あーできてないなって。 やっぱり長いこと続けてみないとわからないものもあるなって思いますね。

今後の目標は？

大きな時代劇映画に、エンドロールに名前が出る役で（！）出てみたいですね～。 欲を言えば、その他に、もう一度現代劇もやりたいです。 そのためにはやっぱりもう一度激戦区・東京に出て勝負しなきゃいけないのかもしれないけど。 夢はあそこにあるのかなあ……。

（2012年3月）