福永 有紗 Arisa Fukunaga

インタビュー

“この世界観”の中に身を置いて

芸能の道を志したきっかけは何ですか？

小学校のころ、進研ゼミから届いた冊子に声優の竹内順子さんの紹介記事が載っていて、興味を持ったのが最初です。高校を出てからは専門学校で芸能関係の勉強をしましたが、そこの進路の先生に「こういう道もあるよ」と教えてもらったのが時代村で。卒業生が勤めているという縁もあって説明会に参加して、応募を決めました。

村の役者になった感想は？

エンター（村内演出）担当としては、村の世界観の中でずっとお芝居しながらお客様と接するというのが、簡単ではないけど面白いなって。舞台稽古の方は、「難しい」の一言です。お芝居以前に着物の裾さばきとか、立ち座りをいかにきれいに見せるか、あと普段の姿勢もですね。今もまだ研究中です。

今後の目標を教えてください。

舞台上でも村内演出でも、来てくださった皆さんに楽しんでもらえる、そして「本当にこの世界観の中にいる人なんだな」と感じてもらえるようなお芝居をできるようになっていきたいなと。そのために普段からお芝居の時代背景や登別周辺の歴史を調べたり、言葉遣いや所作を学んだり、そういう心がけを大事にしています。

（2020年12月）